妻の夢を見ること

妻の夢を見る頻度

僕と同じように奥さんをガンで亡くされた方と話をしたときに、「奥さんの夢は見ることあるかい?」と聞かれたことがあります。その方は全然夢に奥さんが出ることはなく、闘病生活を悔いなく終えたことから、たぶん夢を見ないのだろうと話していました。僕の場合は、亡くなってから1~2ヶ月夢に出ることはなかった気がします。もしくは色々な環境の変化で夢を見ていなかったのかも知れません。その後は1ヶ月に1回くらいの頻度で妻の夢を見ていて、自分としても少ない気がします。僕も最後、家での介護生活など出来る限りのことはしたつもりですが、悔いなく出来たとは思っていないので、どうして少ないかは分からないですね。ひょっとすると、ツライことを考えないように夢にブレーキをかけているのかも知れません。

どんな夢を見るか

妻や家族と旅行や外出をしている夢が多いです。行く場所は色々ですが内容はほぼ同じで、妻は最後足を骨折したまま亡くなったので、その状況は変わらずに支えるような感じで歩いていて、僕は「大丈夫?」とか「もう帰ろうか?」しか話をしていない感じです。その時は妻が生き返ったとかそんな考えは全然浮かんでおらず、体調を心配するだけの気がします。他には、家の中で家族がそれぞれくつろいでいる夢を見ることがたまにあります。その時は、「これから体調悪くなるのかな?」とか「あとどれくらい生きてられるのかな?」といった感情で妻に接している感じですね。あと、妻が亡くなってから1年半ほどの間に3回ほど、夜中に大泣きして起きてしまうことがありました。夢の中身は覚えていませんが、ひたすら妻に謝っていた気がします。

起きた後の感想

夢の中でも元気な妻が出てくることはあまりなく、どちらかというと暗い雰囲気のものが多い気がしますが、夢から覚めたときには何かうれしさがあります。妻と一緒にいるときに家族の間で生じる安心感というか、まったり感というか、口では表せない雰囲気が再現されるので、また夢を見たいと思ってしまいます。この感覚をいつまでも覚えていたいと思いますね。

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